さあ、才能に目覚めよう
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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なんとも画期的な本だ。この本の特徴は中身(本文)にあるのではない。実に、本のカバーの裏側に、1冊ずつ個別のIDが印刷してあり、webでサーバにアクセスして質問に答えることで自分のコンピテンシー診断が出来るという仕掛けなのだ。強みは34種類で、上位5項目と、その説明が日本語で出てくるといった仕組みである。つまり、IDは1個なので、1冊で2人分の診断は出来ない。本を買うしかないということだ。こういった仕掛けが、イノベーション(新結合)なのか、模倣なのかは調べていないが、実に画期的ではないか。
また、集積したデータが膨大であること、コンピテンシーが有効だと考えていることなど、実にアメリカ的な発想のように思える。しかし、本当にコンピテンシー分析およびその活用は有効なのだろうか。そこのところが、少し疑問であったりもする。
因みに、私の特徴的な資質は、「戦略性」「収集心」「内省」「着想」「分析思考」だった。
はて、それを知って役に立てられるのかどうかだ。皆さまはどう思われますか?